できれば協議離婚がいいかな

公開日:  最終更新日:2018/03/31

できれば協議離婚

最近では年間の離婚件数は、年間の結婚件数の3分の1だそうです。
3組に1組が離婚するという計算はおかしいのかもしれませんが、多い?ですよね。

離婚について考えてみると、わからない事が次々でてきますね。

日本では、ほとんどが協議離婚といわれるものらしいですが、これは「協議」ですから、 夫婦がお互いに納得さえしていれば、離婚届を役所に提出すれば終わりです。
養育費、財産分与、親権など、決めなければいけない事はキッチリしておいた方がいいとは思いますが。

夫婦とはいえ離婚しようと思うぐらいの関係になってるわけですから、「こうしましょう」「はい、そうしましょう」では、 なかなか終わらないんじゃないでしょうか?


協議が調わない場合は、家庭裁判所への調停の申立という事になるようです。
裁判所で調停って聞くと、なにやら難しそうでどうしたら良いのか分かりませんね。
裁判所だからって弁護士さんに頼まなきゃだめって事ではなく自分でできるみたいですが。

調停は月一回程度で数ヶ月~半年ほどかかるようですが、調停委員という人と話し合いをします。
直接相手と話すのではなく、調停委員さんにそれぞれが話をして、お互いの言い分を伝え合うような感じで、 調停委員の方も意見を出すわけではなく、皆で話し合うっていうものでもないようです。
半年もかかるなんて想像しただけでグッタリですね。

できれば協議離婚で済ませるのが簡単でよさそうですけど、ダメな場合は調停で合意するポイントを見つける。
それでもダメな場合には、審判か裁判という事になります。

審判とは、もう少しで合意できそうだけど調停が調わない(不調)って時に妥協案を家庭裁判所が出して決めちゃう、 というものですが、実際にはあまり行われていないようです。
家事審判法という法律(平和な家庭を維持しましょう的法律?)で定められていますが、
「双方の申立ての趣旨に反しない限度」というシバリがあるので、なかなか難しいんじゃないでしょうか?
それで納得するなら、とっくに話がついてますよね。
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