借金返済体験談⑦
妻に借金の存在を打ち明けたら・・・
消費者金融やクレジットカードでの借金が550万円程度ありました。
ほとんど借金残額は把握してませんでしたが、いよいよ返せなくなり計算したところショッピングリボが意外に多く、なんだかんだで500万円を超えていたという次第です。
生活費が足りないので、妻にも近所の大手スーパーマーケットのクレジットカードを作って私の口座からの引き落としという形にしていました。
スーパーのカードはポイントも付くし、お店も近いという理由をつけてクレジット払いをしてもらっていました。
妻はリボ払いになっているとは知らなかったので、表向きは平穏な生活を送っていました。
実際は毎月の引き落とし日に四苦八苦して間に合わせる状態が続いていました。
収入が足りないからリボ払いを多用していたわけで、ハッキリ言って私の収入では返済できません。
あれこれ調べた結果、個人版民事再生の手続きをするのがいいのではないかと思いました。
返済計画などを考えなくてはいけないとの事で、妻に内緒で進めるわけにもいきません。
しかし、今まで黙っていたのに急に借金の話などしにくいものです。
何日もタイミングを見計らい、なんとか子供のいないタイミングで話を切り出しました。
なんとも重苦しい雰囲気、「実は・・・」
妻は驚いていましたが意外に冷静に話を聞いてくれました。
私は離婚するつもりはありませんでしたが、離婚などの話も出るのでは?とも考えたりしていました。
「実はお金がぜんぜん無くて、次の支払いが出来そうもない」
「いくら足りないの?」
「いや、そういうレベルの問題じゃなくて、借金が550万ある」
「・・・えっ? どういうこと?」
実はクレジットカードはリボ払いだった事、現金は返済のために残しておくようにしていたので、ほぼ全ての買い物がリボ払いになっていた事、個人版民事再生という手続きがあること、などなどと状況を説明しました。
幸いにして借金がギャンブル等、勝手な理由で出来たのでは無いという事で許してもらえたようです。
二度とこういう事がないように頑張っていく事を話しました。
肩の荷は下りた感じがしましたが、今後の生活を考えると苦しくもなります。
個人版民事再生の手続きをすると、しばらくはクレジットカード等は作れません。
「もう借金はしたくない」という気持ちも強いのですが、今までクレジットカードに依存して暮らしていたので、まったく借りられないというのは大変だろうと想像がつきます。
しかし「もう借金はしたくない」という思い以上に「もうこんなシンドイ話はしたくない」という思いが強いので、なんとか乗り切りたいと思っています。