スプレッドについて

公開日:  最終更新日:2018/04/11

スプレッドについて

FXの広告を見ていると ”スプレッド○銭” ってありますよね。

当たり前のようにスプレッドが小さい、スプレッドが安いと言われても何の事だか良くわかりません。

実はFXって売る時と買う時で値段が違うんですって。 その差額がスプレッドって言うらしい。

最近では取引手数料無料、口座維持手数料無料、出金手数料無料なんて会社が多いですが、この「スプレッド」がある意味、手数料みたいなもんなんですよね。
まあFX業者もどこかで儲けないといけませんからね。
このスプレッドの中から業者の取り分が発生するわけです。

FXで利益を出すには、このスプレッド分も回収しないといけないわけです。
買いと同値で売ってもスプレッド分の損が出ますもんねえ。

これはFX業者を選ぶ際にかなり重要なんじゃないでしょうか。

スプレッドを気にして売れずにいたら、ズルズルと大損って事も有り得ますからね。
銭っていう単位でも積もり積もれば、かなりの額になりますよ。

しかし、このスプレッドの全てがFX業者の取り分ではありません。そりゃそうだ。


インターバンク市場取引(銀行など金融機関間の取引)で売値、買値が提示され変動しています。
この差額がスプレッド。

FX業者には、ほぼこの値に近い業者もいますし、この変動に合わせて常時スプレッドが変化する業者、円ドル何銭など固定スプレッドの業者といろいろあります。

手数料が安くてもスプレッドが大きめ、手数料が高めでもスプレッドが小さめ、業者選びもなかなか難しいです。

FXの場合、デイトレードやスキャルピングで利益を狙う人も多いでしょうから、コスト面だけではなく取引システムの使いやすさ、スリッページの少ないシステムの業者など、FX業者を選ぶ基準はいろいろありますが。

ちなみにスキャルピングとは超短時間で売買を繰り返し小さい利益を積み上げる方法のことです。

あとスリッページですが、注文を出した価格と、約定した価格との差のことです。
最近では許容スリッページを指定できるFX業者も増えています。
注文したのに、なかなか約定せず、思ってもいない値で約定されても怖いですよね。

FXではpips(ピップス)という単位がたまに出てきますが、これは取引の最小単位のことです。
円の取引なら1銭=0.01円=1pipということです。
1円動くと100pips動いたって話になりますね。

1万米ドルの取引で100pipsだと1円×1万=1万円の損益(スプレッド等考慮しない単純計算)
円以外の取引は0.0001米ドル=1pipとなります。

最近は0.1pip単位で取引できるFX会社もありますから、ますますややこしいかもしれませんね。

スワップポイント?

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