質屋の利息ってどうなんでしょう?
すぐに現金が必要な場合に「質屋」があります。
質屋と言えば品物を預けてお金を借りる。
返せなければ品物を取られます。いわゆる質流れです。
この品物、俗に言う質草ですが、この価値によって貸してもらえる額が変わってきます。
だいたい、こういった感じですよね。
期限までに利息だけでもいれておけば、質流れになることは防げます。
期限は3ヶ月です。利息を払えば延長されます。
期限を過ぎた場合に請求も連絡もありません。
ただただ、品物が取られるだけです。
ところで質屋の利息ってどうなんでしょう?
いわゆる「担保」を取られているわけですから、利息は低くなりそうなものです。
しかし、実際は月9%もの利息がかかります。
年じゃありませんよ、月ですよ。
返さなくても質草を取られるだけですから安心感はあるかもしれませんが、質草がどうしても取り返したい物の場合は、かなり厳しい借金となってしまいます。
質屋としては担保を取っているというより、保管やらなんやらで経費がかかるといった感じでしょうか。
50万円借りられる物を預けたからといって、50万円借りなければならないわけではありません。
借入額が大きくなると利息も大きくなりますからね。
でも50万円MAXの質草で10万円だけ借りたのに質流れしたらたまりません。
質屋というのは鎌倉時代からあるそうです。
やはり、質屋でお金を借りるというのは現代では無理があるのかもしれません。
借りるぐらいなら、スッパリあきらめて売れるものは売ってしまいましょう。
最近ではブランド品や貴金属の買取をメインにしている店も多いですね。
質屋を利用できるのは18歳からです。