自己破産 - 意外にデメリットって無いんですね

公開日:  最終更新日:2018/03/31

自己破産

まったく返すあてがない、収入もない、となってくると自己破産を考えなければなりません。

自己破産っていうと、相当深刻な感じですが、かなり甘い、スイートです。

当然、家は持っていかれてしまいますが、借金が全額免除されます。
全額免除されるわりには、デメリットらしいデメリットがありません。

自己破産の手続きの間、特定の職業に就けない。
弁護士、司法書士、税理士、行政書士、保険の募集人、警備員等になれないというものですが、
手続きは3ヶ月~6ヶ月です。
自己破産したって、試験に受かれば弁護士にだってなれるんです。
「自己破産弁護士」ちょっと不安ですけどね。


信用情報に載る、これは仕方ないでしょうね。
新たな借金などは当分できませんが、せっかくなので、借金体質から抜け出すチャンスと思いましょう。
7年ぐらいでクレジットカードも作れるようです。
破産時に免責された会社などでは、何年経っても断られるかもしれませんが。

生活に必要な家具などは残りますし、20万円を超えないものは相手にされません。
そうです。時価20万円以下の物は残るわけです。
私なんて20万以下の物しか持ってませんけどねえ。

戸籍、住民票の写しなどを取っても「破産」なんて書いていません。
選挙権は当然あります。国民ですから。
会社を設立して経営者になれます。
会社は自己破産したからといって、クビにはできません。
海外旅行にも行けます。(お金があれば)
家族は法律的には何の影響もうけない。(引越しなど、生活に影響はあるでしょうが・・・)

自己破産で免責を受ければ、相当スッキリするようですよ。
うらやましい・・・。

では、どれだけ借金があれば自己破産で免責されるのか?
これは「金額」では、なんとも言えないんですよね。
借金がいくら多くても、収入が多ければできませんし、逆も言えます。
扶養家族が多い、生活保護を受けている、となると100万円以下でも自己破産できるようですし。
この収入や財産では返済は出来ない。という事が認められれば、という事です。

ギャンブルや浪費などでの借金は免責されませんので、個人再生など他の方法を考えましょう。

過払い金

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