ロンドンフィックスとは

公開日:  最終更新日:2018/04/11

ロンドンフィックスとは

FXの場合、24時間どこかで取引されています。

「NZウェリントン市場から始まりNY市場で終わる」といってもNYが終わる頃ウェリントンでは既に始まっていますから常に動いているわけですね。

土日は市場がないといってもNYとは14時間の時差(夏時間13時間・日本の方が早い)がありますし、銀行・証券会社なども土日は休みですからあまり値は動きませんが、中東ではそもそも休日が違います。

日本株のデイトレードとは違い、サラリーマンでも帰宅後にトレードする事も可能ですね。
自分に都合のいい時間に取引できるわけですが、それだけでいいんでしょうか?


ある意味、常にチャンスがあるわけですが、常にリスクもあるとも考えられますよね。
でも、24時間ずっと見ておくわけにもいかないし、寝ている間にどう動くかなど気にしていると他の事が何もできません。
外国為替の取引ですから世界中で24時間取引されているのは納得できますが住んでいる地域によって損得がありそうな気もします。

大きく分けるとアメリカ・ヨーロッパ・アジアの3つと考えることができます。

通貨で考えると、米ドル($)・ユーロ(€)・日本円(\)の変動は影響が大きいですね。

市場では、ニューヨーク市場、ロンドン市場、東京市場が3大市場とも言われています。

そう考えていくと、FXにも区切りになる、気をつけるべき時間帯が数箇所あります。

仲値(TTM)と呼ばれる、金融機関の発表する顧客が外貨を売買する基準レートがあります。
インターバンク市場(銀行など金融機関間の取引相場)を基準に決められます。
この仲値ですが、東京仲値は午前10時頃に公示されます。
これは重要な指標になりますね。

通貨オプションはある一定の期日内に、設定した権利行使価格で売買できるという権利です。
売る権利(プットオプション)、買う権利(コールオプション)ですね。
ニューヨーク市場ではこのオプション取引が活発です。
ニューヨークの通貨オプションの権利行使期限、いわゆるオプションカットですが、この時も大きく市場が動いてきます。
NYオプションカットはニューヨークの10時、日本時間では夜中の24時(サマータイムでは23時)です。
この時間も見逃せません。

ロンドンフィックス(ロンドンフィキシング)という言葉を聞いた事があるでょうか?
よく「ロンフィク」などと省略する人がいますね。
仲値のような基準となるレートの発表なのですが、なんせロンドン市場は取引高が世界一の市場です。
ユーロ(€)・英ポンド(£)・ドル($)・日本円(\)など様々な通貨が活発に売買されます。
ニューヨーク市場とも時間的に数時間かぶるので、さまざま指標が飛び交います。
このロンドンフィックスの時間帯には大きな取引で大きな変動がおきることがあります。
ロンドンフィックスはロンドンの16時、日本時間では夜中の1時(サマータイムでは24時)です。

なんとか起きていられる時間ですね。
値動きが多いときはチャンスも多いですから見逃せませんよ。

バイナリーオプション

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