気づいた時には八方ふさがりで自己破産

公開日:  最終更新日:2018/04/11

「自己破産」いやな響きです。
借金をしていても自己破産などは「自分とは関係ない」と思っている人も多いのではないでしょうか?
かくいう私もどこかでそう思っていました。
しかし自己破産した人も最初から自己破産するとは思っていなかったでしょう。
狙って借りまくっておいて「自己破産」する人もいるのかもしれませんが・・・。

たとえば、2ヶ月返済できるだけのお金があるとして、3ヵ月後に自分が「自己破産」などと思うでしょうか?
私などは3ヶ月もあれば「なんとかなる」と思ってしまいます。
何が「なんとかなる」のか分かりませんが、自己破産などは他人事と思っている人は、今まではなんとかなって来たわけですから、3ヶ月後のことなど考えません。
逆に「2ヶ月間は返済の事を考えなくて済む」と思ってしまいます。


そして3ヶ月後の返済日が近づくと焦りまくります。
「もっと早くから手を打っておけば良かった」「もっと頑張れば良かった」と後悔します。
でも実際にどうにかして、なんとかなった場合は一気に力が抜けてしまいます。
まさに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」です。

どこかから借りてなんとかなった場合、借金額が増えている事が多いものです。
親類や知人から借りるにしても限界があります。
毎回毎回借りに行くわけにもいきません。
気付けば「八方ふさがり」という事もありえます。

そうなると自己破産などの「債務整理」が現実味をおびてきます。
確かに徐々に悪くなっているのですが、本人が現実に気付くのは本当に「八方ふさがり」になってからなのでしょう。

カエルを熱湯に放り込むと慌てて脱出するが、水に入れて徐々に温めていくと、そのまま動かず煮えてしまうそうです。
ホントかウソかは分かりませんが、あなたもカエルになってないですか?


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