あなたに合った債務整理方法はどれだ?

公開日:  最終更新日:2018/03/31

債務整理まとめ

借金(債務)が返せなくなってきたら、債務整理があります。 債務額や返済可能額によって、債務整理の方法も変わってきます。 債務整理に踏み切る前に、自分にはどの方法が合うのか考えてみましょう。
参考になりそうなものをQ&A方式で抜き出しました。


Q.何もせずに返済しないで放ったらかした場合は?
A.
早ければ翌日には確認の電話が掛かってきます。
1週間程度の間に再引き落としの案内などが書かれた確認の郵便が届くでしょう。
この時点で振込みや再引き落としが無事済めば大きな問題にはなりません。
遅延損害金と信用情報に事故情報がついてしまいますが、初めての場合や延滞期間が短い場合はつかないケースが多いです。
それが無理なら面談などで今後の支払いの相談などをします。
まともな業者なら厳しい取り立てをするような事はありません

通常そこまでする事は稀ですが借入額が高額な場合などには差押えの可能性もあります。
差押えなどになってしまうと不動産が低い価格で競売に出されてしまったりします。
その後、差押えなどになってしまうと不動産が低い価格で競売に出されてしまったりします。
給料・預金の差押え、家財道具にも差押えの赤紙が貼られたりします。
ですが、自己破産をすれば99万円以下の現金、20万円以下の預金、家財道具などの生活必需品、給料などは差押えることはできません。

Q.借金は時効で消滅する?
A.
金融業者には5年、個人からの借金は10年で消滅時効にかかります。
ただ、その間に返済や裁判上の請求や差押えなどがあると消滅しません。
なかなか、そういうケースは少ないので期待しない方が無難です。

Q.過払い金の相続は?
A.
債務も相続財産となりますが、債務しか残らないような場合は相続を放棄することができます。
借金に過払い金あるようであれば、相続放棄せずに過払い金を請求することもできます。

Q.任意整理にかかる期間は?
A.
1ヶ月から半年ほどかかります。
任意整理をすると無利息となり、相手との交渉次第ですが3年から5年をかけて分割返済することになります。

Q.個人再生にかかる期間は?
A.
相手の数や再生計画などによりますが半年から1年以上かかる場合もあります。
個人再生では借金が5分の1となり最長5年での返済計画を立てます。

Q.自己破産にかかる期間は?
A.
3ヶ月から半年ほどかかります。
生活必需品以外は残りませんが、借金が全てなくなります。

Q.一定の収入が無ければ任意整理はできない?
A.
アルバイトやパートの方でも収入のある人なら任意整理は可能です。
任意整理はあくまでも相手との任意の交渉なので、失業中でも将来的な収入が見込めれば可能な場合もあります。

Q.浪費による借金の債務整理は?
A.
自己破産にはギャンブルや浪費による借金は免責されない免責不許可事由があります。
任意整理、個人再生には免責不許可事由がありません。

Q.個人再生の借金に住宅ローンは含まれますか?
A.
個人再生は住宅ローンを除く借金の総額が5000万円以下の場合に可能です。
住宅ローンはそのまま残りますが、家も取られなくて済みます。

Q.債務整理するとバレますか?
A.
100%ではありませんが、任意整理は家族に対してもバレにくい方法です。
個人再生は官報に掲載されます。官報からバレる事は少ないですが、官報を見た怪しい業者からのDMなどで家族にはバレる可能性があります。

Q.自己破産後の収入なども取られますか?
A.
自己破産後の収入は取られません。
自己破産のタイミングも大事かもしれません。

Q.自己破産をすると一生終わりですか?
A.
自己破産をしても「破産者」の状態は手続き開始から免責許可決定後、復権するまでの数ヶ月のみです。
その後は破産者名簿にも載っていませんし、復権した人は弁護士などの制限される職業にも就くことができます。
ただし5年~7年間はローンを組んだり、新たな借金をする事は難しくなります。
破産時の債権者からは7年以上経っても借りることは難しいでしょう。

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借金返済したいけど、もう無理かも

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