楽をできる部分を早く作っていく

公開日:  最終更新日:2014/06/12

何をするのも時間が大切です。
誰でも出来るような部分は人に任せる。
機械やシステムやツールを使った方が早ければ使う。

なんでもかんでも、自分でやってしまおうとする人がいます。
私もそういう部分があるのですが…。

よく、自分でもダメだなと思います。

人にお願いすると、お金が掛かる。
開業当初は、出費をケチりがちになるものですが、自分が暇で暇で仕方が無いのならいいのですが、全部、自分でやっていると常に何かに追われている感覚に陥り、ゆっくり考える時間もありません。

人にやってもらいたい事を伝えていると、「あー、もう自分でやった方が早い」となってやってしまいます。
でも、今後も同様の作業がありそうなら、早い段階でマニュアル化してしまうのがいいですね。
開業したらマニュアル作り。
その後の展開を早める事ができますね。
人を雇った時だけでなく、自分の一日の流れやルールを作っておくと楽です。

なんでも、一から作りたい派の人もいます。
「こだわり」は悪いことではありませんが、ドツボにはまると細部にこだわりすぎて、いつまで経っても完成しない、という事が起こります。
それが、一番大事なものならいいのですが、まずは最短で完成させた方がいいんじゃないかな?と思います。

一般的な雛形があるなら、とりあえずはそれでスタート、でいいんじゃないでしょうか?
重要なことならいいんですよ。
でも開業してみると、あんなに時間をかけて考えたのに、あんまり意味無かったな。
と思うものって多いんですよね。

たとえば、自分のお店のホームページを自分で作る。
そういうのが好きな人は、やればいいんですよ。
私も作ったりします。
お金もかかるし…と思っちゃいけないんでしょうけど。

でも全体を作る前に、細かい部分の色を赤にするかオレンジにするかとか悩んじゃうんですよね。
後から思えば、非常にどーでもいい部分。
それよりも、一刻も早くアップした方がいい、そんなにすぐに誰も見ないですからね。
全体を仕上げてしまってから、空いた時間で手直し。
それがいいと思います。

起業や開業の準備期間が長すぎるなと思う人がよくいます。
フリーの状態なのに「1年後をメドに考えています」とおっしゃる方がいました。
事業内容によっては納得もしますが、準備に慎重すぎる、というか、起業のほとんどは、やってみてからの軌道修正力で決まるような気もします。
動きは始めてからの試行錯誤です。

行動しないと結果が出ない。
結果を見なければ、分からないことが多いのです。


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