「儲かる仕事」か「楽しめる仕事」か

公開日:  最終更新日:2014/06/12

事業を始めるにあたり、「儲かる」というのは大事な要素でしょう。
しかし、儲かるけれど続けるのが苦痛な仕事を選択していいものか?

せっかく、自分で事業を始めるなら、自分に合った何時間でも没頭できるような仕事を見つけたいとも思います。

好きな事などは、儲けてしまえば後からいくらでもできる。
だから、まず儲かる仕事に手をつけて、そのお金で好きな事をすればいい。
という考え方がありますね。

確かに一理あります。
お金さえあれば、いろいろな事ができますよね。

でも、その自分にとって楽しくない仕事を結果が出るまで続けられますか?
ということがポイントになってきます。

どんなに儲かると言われている仕事でも、全員が儲かるわけではないのです。
「すごく儲かる」、「儲けた人がいるよ」というだけです。
その儲けた人達も、裏では大変な苦労をしているのかもしれません。

「楽して儲かる」なんてフレーズに踊らされてはいけません。

「自分が夢中になって出来る仕事」これ見つけた人は幸せですよね。
全然、儲からないっていうのは、ただの趣味ですから問題ありですが、それで十分に生活できる収入があれば、それが一番幸せかもしれません。

思いついて始めるとなった時には、グズグズしていてはいけません。
「行動しながら考える」
何事も考えすぎて動けない人がいますが、自分の思っている準備が完全に整ってからでは遅いのです。
慎重なのは悪いことではありませんが、まったくリスクのない状態を待っていたのでは、いつまでも動けません。

だからと言って、何も考えずに闇雲に動けばいいってものではありません。
一所懸命に全速力で見当違いの方向に突き進んでいる、なんてことになりかねません。
軌道修正できる範囲のズレ程度にしておかないと、せっかくの苦労が水の泡となってしまいます。

考えなければいけないのは、自分にもっともフィットする仕事を見つけ出す事です。

今までの経験だけではなく、興味のあることを深く調べてみる。
趣味だと思っていたことを、お金に結びつける方法はないか?
自分の交友関係などの人脈から、広がりがありそうな仕事はないか?

「儲かる仕事」か「楽しめる仕事」か…、究極の選択ではありません。

結論を言うと「楽しみながら儲ける仕事」もあると言う事です。

「楽して儲かる」ではありませんよ。
「楽しみながら儲ける」です。


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